Custom Refresh

カスタムリフレッシュ機能とは、パブリッシャーがきめ細かなリフレッシュルールに基づいて、同じ広告プレースメントに異なるリフレッシュレートを設定できる強力なツールです。広告ユニット名、広告申込情報ラインアイテムの種類、時間帯、デバイス、サイトなどの様々な変数を利用することで、パブリッシャーは広告の更新動作を決定する特定のルールを定義することができます。この機能により、UXのバランスを取りながら収益を最適化するためのコントロールと柔軟性が強化されます。

有効化

この機能は管理者のみ利用可能ですが、利用を希望するユーザーには公開されています。

カスタム・リフレッシュ機能を有効にするには、以下の手順に従ってください：

システムが提供する空白のCSVテンプレートをダウンロードする。
スプレッドシートエディタを使用して、CSVファイルに必要なリフレッシュルールを設定します。
Browsi POCと共有し、有効化します。

カスタムリフレッシュを有効にすると、以前に適用された他のリフレッシュ設定が無効になり、上書きされます。これは、パブリッシャーが所有するすべてのサイトに対してルールが有効であることを意味します。

ルールの階層

カスタム・リフレッシュ機能は、CSVファイルで定義されたルールに階層的な順序を適用します。テーブル内のルールの位置は、その優先度と強度を決定します。ルールがテーブル内で上位に配置されればされるほど、リフレッシュの動作に強い影響を与えるようになります。

CSVフォーマット

リフレッシュ・ルールの定義に使用するCSVファイルは、以下のガイドラインに従ってください：

Name (必須): ルールを簡単に識別できるように、各ルールに固有の名前を付けます。
Refresh Rate（必須）：ルールに必要なリフレッシュ・レート（秒数）を設定する。
Priority ID（必須）：優先度の値を割り当て、階層内でのルールの強さを決定します。値が高いほど強いルールであることを示します。
Ad Unit Names：ルールを適用する広告ユニット名を指定します。空白の場合、ルールはすべての広告ユニットに適用されます。
Line Item Types：ルールを適用する広告申込情報のタイプを指定します。空白の場合、ルールはすべての広告申込情報タイプに適用されます。
Time of Day (hourly)：ルールを有効にする時間帯を設定します。指定しない場合、ルールは常にアクティブになります。
Device：ルールの対象デバイスを定義します（デスクトップ、モバイル、タブレットなど）。空白の場合、ルールはすべてのデバイスに適用されます。
[Name］、［Refresh Rate］、［Priority ID］以外のフィールドはすべて任意であることに注意してください。各ルールには必須フィールドのみを入力する必要があります。

ルールの適用

Browsi 担当者がPOCが広告出稿に適用すべきすべてのルールを受信したら、CSVテンプレートに合わせて設定し、カスタムリフレッシュ機能にアップロードします。

カスタムリフレッシュ機能を使用することで、パブリッシャーは広告のリフレッシュ動作をより細かく制御することができ、オーディエンスの行動に合わせ、バランスの取れたUXを維持しながら収益の可能性を最大化することができます。

さらに詳しいサポートやお問い合わせは、Browsi担当者までご連絡ください。