Core Web Vitals（CWV）ダッシュボードは、サイトのCore Web Vitals指標を直感的に可視化し、パフォーマンスとユーザー体験へのBrowsiの取り組みを反映しています。CWV指標を持つページをサンプリングすることで、ユーザー満足度の向上とより良い需要の確保に向けたサイト最適化を支援します。Core Web Vitalsの概要とその定義については、Core Web Vitals（CWV）をご覧ください。
このダッシュボードは以下の目的で設計されています：
各サイト、デバイス種類、レイアウトごとのCWV指標の分布を明確に可視化する。
CWV指標の改善とユーザー体験の向上に役立つ具体的なインサイトを提供する。
フィルターの種類とご利用方法
CWVダッシュボードには、表示されるデータを調整するためのフィルターが用意されている。
1. Site
一度に1つのウェブサイトを選択して、その特定の指標を表示し、分析を効果的に集中させます。
2. Device Type
デフォルトでは、すべてのデバイスが選択されています。 分析の焦点を絞るには、デスクトップまたはモバイル＆タブレットデバイスのいずれかを選択します。
3. Layout
デフォルトでは、すべてのレイアウトが選択されています。 焦点を絞るには、特定のレイアウトを選択し、そのパフォーマンスを詳細に分析します。
4. Date Range
選択した期間（過去7日間または過去30日間）の経時的傾向を分析する。
各項目の見方
1. Masured Page Views
選択されたフィルタで絞られた範囲の中でサンプリングされたページ・ビューの総数です。
2. Overall Distribution
この棒グラフは、選択したフィルターと時間枠におけるLCP、INP、CLSの分布を示します。 75パーセンタイルのマーカーは、各指標のスコアを示しています。 グラフ内の指標にカーソルを合わせると、数値範囲のスケールが表示されます。
以下の図の例は、LCPはMeasured Page Viewsの90%が良好のスコアで、Measured Page Viewsの75%は1.56秒である、という意味です。
Googleのガイドラインにより、各指標のスコアが決定されます。スコアリングの仕組みについて詳しく知りたい場合は、Core Web Vitals（CWV）をご覧ください。
3. Compare Over Time （時系列の比較）
各棒グラフは、選択されたフィルタの1日のスコア分布「良い」、「改善が必要」、「悪い」を示しています。
折れ線グラフは、時系列でのな75パーセンタイルの指標をあらわしています。
バーの上にカーソルを置くと、スコアと75パーセンタイル値、およびスコアの分布が表示されます。
バーをクリックすると、スコアグループごとのサンプル数の多いURLがポップアップで表示されます（URLはランダムに決定されます）。 任意のURLにマウスカーソルを当てると下図赤枠のアイコンが出てきますのでそこをクリックすることでそのURLをクリックし、さらに分析し、その指標を改善することができます。
BrowsiのCore Web Vitalsダッシュボードを活用することで、ユーザー体験とサイトパフォーマンスを向上させるための最適化の機会を特定できます。さらに詳しいサポートが必要な場合は、アカウントマネージャーまでお問い合わせください。